リトミックのはなし追記

　あのですねー。
　びっくりなんですけどね。

　息子のことを好きになってくれた女の子がいたんです。

　前日の記事で、私は木曜にリトミックに通っていたけど火曜も時々行っていたと書きました。
　ので、火曜の面々とはちょいちょい会ってるってだけだったんですけど。
　その、火曜の面々の一人に、ちょいちょい「息子さんのことをうちの娘が気にしてる」的なことを言われたことがあったんですね。
　はて……？　と思っていたら、
「うちの娘、息子クンのことが好きみたいで」

　え？

　今なんて？

　いや本当にこんな気持ちでした。
　実際は、1回そうやって言われた時は、あーそうなんですかーってスルーしたくらい。だって気のせいかな？　私の聞き間違いかな？　って思ったもん本当に!!(笑)1回言われてスルーして数週後にまた同じこと言われてやっと「マジか……」ってなった。
　ただ走り回っているだけの息子のことを好きだって女の子がいるなんて！　女の子ってマセてんな、まだ2歳だよ?!（その子は1学年下の子でした）
「今日は息子クン来るかなーって言ってたんですよ」とか「今日は息子くんの絵を描いたんですよ」とか、なにそれーなにそれーウヒョーってなった。
　ていうか、男の子はともかく、女の子だともう3歳くらいで「好き」って感情が出るんだなー……。息子が特性持ってるのをまた認識させられてそれはそれでしんどかったのですが、ともあれ「好き」って感情を持ってくれたことは嬉しいに決まっています。
　さらにその子のお母さんは私と年が同じくらいだったので、余計親近感がわいた。

　よくよく話を聞いてみると、その女の子は、どうもすごくこわがりだったみたいで、滑り台とかも一人で滑ったりしなかったし、飛び降りるとか階段を下りるとかも怖がってなかなかやらなかんだって。
　そこへ活発な息子を見て、いいなって思ったらしい……です。

　でもさー、これって、お母さんがそう思ったからっていうのがあるのかな。
　要するに、「うちの娘はこんなに怖がりでどうしよう、あの男の子みたいに活発に動いてくれればいいのに」って思ったんだと思う。で、それが娘さんに伝染したんじゃないかな……。子どもって親のそういう機微って割と敏感にキャッチするもんね。

　うん、でも、まぁ、嬉しかったですよ。すんごく。
　ていうかおそらく人生で最初で最後じゃね？　女の子に好きなんて思われるの(笑)。

　その女の子はまぁ可愛くてねえ……。「うちの子あなたのお子さんが好きみたいで」って言われたから私も嬉しくてその子をかまっていたら、すんごくなついてきてくれて嬉しいやら可愛いやらで。
　子供が特性がなかったら、そのお母さんともっと仲良くなりたかったけど、特性の事もあるし……ってことで、年度末でフェードアウトです。また逢えたらいいな。
　こういうところがさみしいし、つらい。

　子供に特性がなかったら、いろんなお母さんともっと接点持てたのにな。お母さんたちと話をゆっくりしたいのに、子供がどっかいっちゃったり余計ないたずらするから私も常に動き回ってて、ゆっくり話をすることができないの、本当につらいです……。