やるだけやってみようの記録

妊活日記→発達障害児育児日記

食に執着がない

 乳幼児の頃のことを「3時間ごとの授乳ができたためしがない」「よく寝る子だった」とちょいちょい過去の記事で書いていますが、「志村ー! 後ろ後ろ!」な気分です。
 ようするに特性だったんですね……食に執着がないっていう……。「おなかすいたー」って泣かないの。おっぱい欲しいってぐずらなかったんですね。だから楽だったと。
 発達障害だろうがそうでなかろうが、子供の食に関しては世のお母さんは様々な苦労をしてるのはわかります。あるいは、「食に執着しすぎる」真逆の特性があるのも知りました。そして、ネットの海を彷徨っていて、特性の一つに「食に興味がない」というのを見た時「こっ……これだーっ!」ってなりました。
 食べ物に興味がないわけじゃないの。お菓子は好きだもん。でもね、お菓子見なければ欲しいって言わないの。おそらく、食べ物を見せなければ一日中何も食べないでいられると思います。流石に喉の渇きは認識するのか、お茶と牛乳は欲しがるのでセーフ。わが子みたいのは、水分を欲しがらなければほんと生きていくことが難しいと思います……。
 お菓子に味を占めて、最近はやっと「お菓子食べたい」という要望を認識してきたみたいで、お菓子は食べたがります。でもお腹すいてもご飯をあんまり食べたがりません。ていうかね、たぶん「おなかがすく」というのを認識してないんだと思います。「おなかすいた?」ってわかんないみたいだもん。「甘いものは美味しいから食べたい」んであって「おなかがすいたからなにかで満たしたい」という欲がありません。

 ……ということに、最近気づいたんですけど。そしてこの「気づき」を得てから「うわぁ私だ」って思いました。
 あのねー。私、おなかすいても割と平気なんです。
 以前、友人に「おなかがすいても食べなくてもわりと平気」と言ったら驚かれたことがあって、世の中の人はおなかすいたらものを絶対に食べたいものなのかなーって思ってた……。あと「好きなものが目の前にあれば満腹でも食べられるけど、お腹がすいていても「好物ではないけどまぁ食べられる」ってものだったらスルーできる」って言っても驚かれたことがあったな。なんていうかな……「おなかすいたー」ってのは認識するんだけど、だから物を胃に入れたいっていうのが直結しないというか……。
 あとは「寒いときに温かいものを飲んだり食べたりしたい」ってのもよくわからなかった(笑)流石に寒い時に冷たいものを飲んだり食べたりしたいとは思わないけど「寒いから鍋にしよう」とか「寒いからお弁当と一緒に味噌汁飲みたい」ってのがわかんないの。最近は「そういうものなんだーっ」って認識したのでちょっとわかる気がしてきた。ていうか40年近く生きてきてやっと「あっ、鍋みたいな温かいものを食べると体があたたまる」って認識したの。ばかですね。

 私が朝昼晩と3回食べている理由は「人間はそうだから」です(笑)だから「1日3回食べる理由はよくわかんないけどそうしてる」って感じ。おなかすくから仕方ない3回食べてるだけで、おなかすかない体だったらいいのにーって思う。太りたくないから食べたくないからとかそういう理由ではなく、睡眠と食事の欲求は私の生活の中で「仕方ないからやってる」って意識があります。その時間が惜しい、食べたり寝たりする時間がもったいない、他の事に時間を割きたいってずっと思ってる。だからめっちゃ早食い。睡眠時間も、昔から少なかった。でもショートスリーパーってわけじゃないの。寝たいのに睡眠に時間を割くのがもったいないから無理して起きたりしてたの。昔から。そしてわが子もおそらくそのタイプ。眠いはずなのに遊んでるの見て「うっわ私だwww」って思ったもん……。でも眠いのに上手に寝付けないからグズるってのはないから助かってます。発達障害だろうがそうでなかろうが、赤ちゃん時代に「眠いのに上手に寝付けないからグズる」ってタイプはたぶん、大きくなっても寝つきが悪いんでしょうね。んで、それが入眠困難につながると。
 生きるための欲求が淡泊なんだろうなぁ。そうやって考えると、赤ちゃん時代におなかすいて泣くのってすごいよね。生きるための欲求がちゃんとしてるんだろうな。