父が亡くなったので覚書 事務手続きなどの話(1)
「家族が亡くなったらこういう手続きがあります」というライフハック的なものがweb上でも多数存在しますが、葬儀社の互助会に入っているだけで様々な事務手続きが葬儀社が代替してくれるので大変楽な上にライフハックが役立たずになります。
葬儀会社が代替してくれる手続き
- 遺体の搬送
- 市役所への死亡診断書及び死亡届の提出
- 死亡診断書などのコピーを複数枚くれる(いろいろな手続きにむちゃくちゃ使う)
- 死亡届を出したことで火葬許可などお役所への手続きかつ火葬許可書をもらうまでやってくれる
- 火葬済の照明の取得
このくらいかなー。
特に死亡診断書と火葬許可書は連動してるのですが、このあたり役所に出向かなくても全部やってくれるので非常に楽でした。
あと葬儀社のほうでも「死後にする手続き」のようなパンフレットをくれるので、正直「親が死んだらやることリスト」のようなweb上のライフハック的なものは互助会に入ってさえいれば見る必要ないですね。
ただ、両親が亡くなって家や財産などの相続をまるっと引き継ぐとか家を壊すとか土地を売るとなるとかなり煩雑な手続きが発生するんだろうな……と恐ろしいです。今回は父が亡くなったので、相続はすべて母になるので楽でした。
葬式後にやった手続きは、
- 戸籍から父の除籍及び市役所での手続き色々
- 厚生年金と遺族年金の手続き
- 電気・ガス・水道の名義と講座変更
- 生命保険の受取
です。特に市役所での手続きは、「人が死んだら連絡するところ」みたいなものが市役所内にもありまして、そこへ連絡すると、赴く日時を決めて持っていくものを確認し、その日に行けば手続き的なものは一気に済みました。これも葬儀社が「市役所のここに連絡してください」ってパンフレットをくれたかな、確か。
あと、父は自分の貯金をほとんど外貨建ての生命保険にしており、受取人を母にしていたため、ほぼほぼ相続税がかかりませんでした……。おとーさんて頭よかったのね……。
おまけ
よくいう「人が死んだら口座凍結されるからまとまった金をすぐおろしておけ」ですが、銀行勤めだった親戚と葬儀社の方に聞いたら
- 借入や負債がある人は凍結されやすい
- 組内に銀行員がいると凍結されるかも(死んだ人が分かるから)
- 新聞をチェックしている行員が、死んだ人がわかると凍結されるかも
ということらしく、ただただお金を入れている普通口座が凍結されることはほぼほぼ無さそうです。そもそも上の箇条書きの2番目と3番目はバリバリ個人情報なんだから勝手に凍結したら問題だよねぇ。