やるだけやってみようの記録

妊活日記→発達障害児育児日記

発達検査の話

 あけましておめでとうございます。
 今年もよろしくお願いします。

 発達検査の履歴を、自分の記録のためにも書きます。
 というのも、最近、自治体の支援を受けているためか、幼稚園から自治体から、今までの発達相談の履歴をちょいちょい聞かれるようになったのですが記憶があいまいすぎて適当に答えてしまっていたので、やっぱりこうやってブログなり日記なりに記録することって大事だと実感した次第です。
 ていうか過去の発達相談の履歴を聞かれた時、このブログを遡って読んで、間違えて答えたことに気付いたって言う……。

 えーと発達検査1回目があいまいというか。
 そもそも発達検査は発達相談と一緒にやるというか、発達相談の一環として発達検査があると思うのですが、私が最初に子供の発達相談に引っかかった……というより引っかかりにいったのが2歳3ヶ月児健診です。保健師さんは何も言ってこなかったのですが「何か心配なことはありますか」と言われて「走り回ってばかりなのが気になる」と言ったら「一応発達相談の予約入れましょうか」ってのがスタート。本来ならその発達相談は半年後だったのが、予約キャンセルが出たとのことでそのキャンセル枠に入れてもらい、健診の1週間後に初めて発達相談をしたわけです。その時に検査ぽいことはしたかなぁ〜と、記憶があいまいで……。でもこの時の相談相手、たぶん心理士だったと思うのですが「今の時点では何とも言えない」と言われたので、検査っぽいことはしたんだと思います。
 で、その半年後にも相談を予約しておいてもらい、再度発達相談をしたのです。この時は検査したのを覚えています。よくよく思い出してみるとこれK式でした。ということは、1回目の発達相談もたぶん相談という名の発達検査でK式ぽいものをやったのかもしれません。この時は、わが子はほとんど検査に取り組もうとせず、やたら心理士さんのカバンの中身が気になったようでいたずらしに行ったなとか、最後のほうは部屋を駆けずり回って「飽きてますね」って言われたのとか覚えてる。で、この時に「親しい人以外の言葉が通じにくいかも」って言われたんですね。この言葉がすべてのスタートで、今の、私のわが子の性質の根幹としているものです。
 1回目と2回目の発達相談の間には何もなく、2回目の相談後に親子教室に行ったのだと勘違いしていたのですが、ブログを遡ってみると1回目の発達相談の後に親子教室に行きだし、その後2回目の発達相談をしたようです。

 その後、幼稚園に通い、自治体の支援を受けました。3回目の発達相談は2回目から半年後ではありませんでした。月齢のきりのいい日を選んだのか、3歳半の日に受けました。

 結果から言うともーボロボロ。最初からまともに座りませんでした。途中で検査が終わったくらいひどかった(笑)
 おそらくまともに検査できなかったからか、数値を出してもらえませんでした。心理士の検査記録、メモ程度のコピーをもらっただけ。検査でできたのは、型はめと……模倣の積み木は最初のトラック作るのはやったけど、家を作るのは、積み木が気に入っちゃって検査どころか心理士の積み木奪ってロケット作ろうとしてた。あと、一度絵を見せて、隠して「どこに●●がある?」ってやつはやったけど、コップの入れ子もできなかったんじゃなかったかな……。
 検査記録のコピーには、「やりとりの力は1歳前半の力」とか書かれててずっこけたもん。


 で、発達障害を診てくれる病院でも検査しましょうって言われたわけですよ。自治体にそれを報告したら「じゃあ違う検査かな。K式は半年あけるので」って言われたけどK式でした。3歳半での検査時から約2ヶ月経っていたわけですが同じ検査をしたわけです。いいんかなーと思いつつ受けた結果は、びっくりするくらい伸びてました……。自治体にその話をしたら「前にやった記憶が残ってたからってのもあるかも」と言われて「ソーデスネ」って返事したけど、前回実施しなかった検査項目もできてたってば……。今回のわが子に関しては、記憶に残ってたからできたとか関係ないと思う。そもそも検査内容覚えてないと思うもん。

 積み木の模倣もやったし(まぁこれは記憶に残ってたのかもしれないなぁ)、型はめはスムーズ(これは乳児期から実はできてました)、コップの入れ子もやったし、線を書くのもやったし、絵を見せて隠して「●●はどこ?」もできたし(これは前回もほぼできてた)、「すわるのはどれ?」「雨が降るときにさすのはどれ?」ってのも名前を言いながら差してたし、えーとあとなんだ、コップに人形隠して「どこにある?」ってのやったかなぁ……。それと、丸とか四角とか棒を穴から箱の中に入れるってやつ、細い棒を小さい丸い穴に通すってやつ、あれもできてた。
 一番驚いたのが、棒人間みたいな絵で「足りないところを書いてね」ってやつ。足と手が片方しかかかれてなくて、目とか耳とかも中途半端にしか書いてないやつに書き足すやつね。あーこれはだめだろうなって見てたら、まず腕を足してた。まぁそのくらいはやるかーと見続けてたら足も書いてた。驚いていると目も耳も書き足してた。思わず身を乗り出しちゃいましちゃいましたよ。結果として人間ぽい絵にしてました……。
 ただ対人を見るテストはズタボロで(笑)名前と年齢は、夫が叩き込んでたので言えたんですけど「今度何歳になる?」って質問は答えられなかった。あと
心理士「先生の言葉繰り返してねー。いち」
わが子「いち」
心理士「いち、さん」
わが子「さん」
心理士「いち、さん、ご」
わが子「ご」
ってなってた。家でやってもだめだった(笑)


 最新のK式の検査結果は

  • 姿勢・運動:84(3歳1ヶ月)
  • 認知・適応:82(3歳0ヶ月)
  • 言語・社会:70(2歳7ヶ月)←ぎゃふん

 でした。やっと数値がお目見えしたよ……。
 3歳半の検査で「やりとりの力は1歳前半」と結果が出て覚悟していたので、あまりの伸びっぷりが信じられなかったというか「やっぱりそのくらいの能力はあるよね?!」って実は思った。親心って勝手ですねー。この時の検査時、私がいないと子供が検査に集中できないかなと思って後ろで見ていたのですが、いなくても大丈夫そうだった。息をひそめて後ろで見ていたらなんとまぁスムーズに検査に取り組むではないですか。後ろで目をまんまるにしながら見てましたよ。信じられなくて。


 ていうかねぇ。ぶっちゃけていうと、数値の良し悪しって心理士の当たりはずれにかなり左右される気がします。
 3歳半で「やりとりは1歳前半」て言われた時は、環境もちょっと悪かったんですよね。幼稚園が終わった後に、割と広めの部屋で周りに机や椅子がたくさん立てかけてあって、よく見る先生が二人同じ部屋にいるし、私と夫もいたし、心理士が検査に使う道具が出てくるカバンがおもっくそ子供から見えてたし。でもその後にした検査では、カバンが目に入りにくいようにしてくれていたし、狭い部屋に3人しかいなかったし、パソコンとか本が入りづらい位置にあったし。3歳半の時の検査の環境を伝えたわけではないのにそうやって配慮してくれたので、もちろん環境に左右されやすいという特性もあるにせよ、数値で出るぶん心理士の環境の整え方にも検査結果が影響するのはどうなのかって思っちゃいます。

 K式の検査時には、「狭い部屋であんまり周りにものがないようにしてもらって、検査に使う道具をカバンから取り出すのを見せないようにしてほしい」ってすれば多少は本人の力が発揮できるのではないかと思った次第です。